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外壁タイル補修くらべ 見積もりのどこを見るかが分かります

外壁タイル補修の費用は、どこで決まるのか

総額は調査+仮設足場+工法単価×数量+諸経費でできています。ただし掲載8社のうち、補修の㎡単価を公式サイトに出している会社は1社もありません。相場は、見積もりを取るまで作れないということです。しかも浮きの数量は、足場を組んで全面を叩くまで確定しません。だから契約時の金額は概算で、やってみた数量で精算し直します。戸建ての部分補修でも、マンションの大規模修繕でも、この順番は変わりません。

金額として確認できたのは3つだけです。 赤外線ドローンの外壁調査が延床1㎡あたり約500円。これは調査の費用で、補修の費用ではありません。 築5年マンションのタイル剥離の見積もりが約50万円。工法の内訳は分かっていません。そして相場記事の水準が1㎡あたり1万3,000円〜5万円。施工会社が書いた一般論で、誰かの請求額ではない。どれも「あなたの建物がいくらか」には届きません。

単価表の無い市場で見積もりを判断する方法は1つだけ。見積もりが何でできているか(調査・足場・工法単価×数量・諸経費)と、数量がいつ確定するのかを知ることです。知恵袋には、事前調査で3%だった浮き率が足場を組んだら12%になった、というマンションの相談がそのまま残っています。ここを知らないまま進めると、あとから出てくる追加費用を不当だと感じるか、低すぎる概算で予算を組むことになります。

見積もりの構造

外壁タイル補修の見積もりの構造見積もりは、調査(打診・赤外線・ドローン、実例では赤外線ドローン調査が約500円/㎡)、仮設足場、補修工事(工法単価×数量)、諸経費の4つのかたまりでできている。このうち補修工事の数量は、足場を組んで全面打診するまで確定しない。だからマンションの工事では数量に応じて後から精算する実数精算が一般的で、事前の概算と実額がずれること自体は異常ではない。ずれたときの単価と上限を先に取り決めておくことが実務になる。 調査 打診・赤外線・ドローン 仮設足場 全面打診と施工に必要 補修工事 工法単価×数量 諸経費 管理費・運搬など 総額 = 調査 + 足場 + 工法単価 × 数量 + 諸経費 調査の実例は赤外線ドローンで約500円/㎡(補修費ではなく調査費) 足場は塗装・防水の工事と共用できれば1回分で済む 数量は「足場を組んで全面打診するまで」確定しない 実例: 事前調査の浮き率3%が、足場設置後の詳細調査で12%(知恵袋の実相談)。 だから実数精算の単価と、増えた場合の扱いを契約前に取り決める
調査単価の実例は株式会社ジェブの公表実例3件からの概算(2026年8月23日確認)。補修工法の単価を公開している会社は掲載8社に無く、工事の単価は見積もりでしか分からない

確認できた実額と実例

2026年8月23日時点で確認できた金額です。相場表を名乗る数字の多くは、誰かが実際に払った額ではありません。「性質と出典」の列を見てから使ってください

項目金額性質と出典
赤外線ドローンの外壁調査約500円/延床㎡・概算ジェブが公表する実例3件(延床1,659〜3,563㎡・概算83万〜178万円)からの概算。外壁面積ではなく延床面積あたりで、しかも調査費用であって補修費用ではない
タイル剥離の修理見積もり約50万築5年マンションの実相談(知恵袋)。工法の内訳は不明
相場記事の水準1.3万〜5万円/㎡施工会社リビングカラーの相場紹介記事(タイル1枚交換5,000〜13,000円とも)。自社見積もりではない一般値で、誰の請求額でもない

補修そのものの実額は、上の表に1件もありません。 あるのは調査の費用と、掲示板の相談と、施工会社が記事で紹介している一般値だけ。補修工法の単価を公式サイトで公開している会社は掲載8社に1社もなく、どこも出していない以上、このサイトが相場を作ることもできません。 金額は見積もりで初めて出ます。 そのかわり、見積もりで確かめることを手元に置けば、出てきた数字の中身は読めます。

灰色のメッシュシートで覆われた工事中の建物の足場
写真は生成したイメージです。総額で大きいのが足場代。点検・補修・ほかの工事で使い回せるかが分かれ目になります

実数精算を知らないと揉める

マンションの補修で追加費用が出るのは、多くの場合ぼったくりではなく数量があとから確定するからです。知恵袋の実例では、事前調査の浮き率3%が足場設置後の詳細調査で12%になり、工期の延長と追加徴収が起きています(知恵袋の実相談)。回答者は「マンション大規模修繕は実費精算が一般的」と説明しています。

  • 契約の前に実数精算の単価を決めておく。浮き1箇所あたり、1㎡あたりでいくらか
  • 数量が何倍になったら再協議か、その線を書面に入れる
  • 概算の根拠が部分打診なのか全面打診なのか、見積書に書いてもらう

ここから先は立場で分かれます。管理組合の方へ戸建ての方へをどうぞ。

掲載している8社

2026年8月23日に確認。並びは社名の50音順です。

社名に添えたのは、公式サイトに対応エリアの記載がある社はその記載、無い社は拠点からの推定です。推定の社には、来てもらえるかを最初に聞いてください。工法・調査方法・保証は8社の比較表で項目ごとに見られます。

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