フロントガラス交換くらべ リペアで済むか、交換ならいくらかが分かります

エーミングとは何か。なぜガラス交換で要るのか

エーミングは、自動ブレーキやレーンキープに使うカメラ・レーダーの向きを測って合わせ直す作業です。 2020年4月施行の特定整備制度で、カメラ付き窓ガラスの脱着は「電子制御装置整備」という認証の要る整備になりました。 経過措置は2024年3月末で終了しています(国土交通省の制度資料を2026年8月23日に原文確認)。

フロントガラスの裏にカメラが付いた車では、ガラスを交換すると取り付けのわずかな差で検知範囲がずれます。だから交換後に測り直しが要ります。

何が起きるかを図で見る

ガラス交換でカメラの向きがずれる車を上から見た2つの図。左は交換前で、フロントガラス裏のカメラが前方を正しく向いている。右は交換後で、取り付けのわずかな差でカメラの検知範囲が数度ずれている。このずれを測って合わせ直す作業がエーミングで、自動ブレーキやレーンキープが付いた車のガラス交換では必要になる。 検知範囲 交換前 カメラは前方を向いている ずれた検知範囲 交換後・調整前 取付のわずかな差で数度ずれる ガラス交換 → エーミングで 向きを合わせ直す
2020年4月から制度化道路運送車両法の特定整備制度。カメラが付いた窓ガラスの脱着は「電子制御装置整備」にあたる(国土交通省の制度資料で確認)
認証が要る経過措置は2024年3月末で終了いまエーミングを伴う交換を行うには認証工場であることが前提
掲載12社では特定整備認証の記載を確認できたのは3社。書いていない店には認証の有無を聞いてから頼む
ずれの角度は誇張して描いている。カメラ位置や作業手順は車種で異なる

制度の根拠(原文)

国土交通省の制度説明資料は、電子制御装置整備の対象作業をこう書いています。

①、②に係るカメラ、レーダー等が取り付けられている車体前部(バンパ、グリル)、窓ガラスの脱着 ※その後、カメラ等の機能調整が必要となるため

つまりカメラ付き車のフロントガラス交換そのものが、認証の要る整備作業です。資料には経過措置の対象として「自動車ガラス修理業者も該当」と明記され、その期限が施行から4年、 2024年3月末までであることも書かれています。

頼む前に確かめること

  • 自分の車にエーミングが要るか。フロントガラス上部の内側にカメラがあれば対象。車検証アプリや取扱説明書でも分かる
  • 店が特定整備(電子制御装置整備)の認証を持っているか。掲載12社で認証の記載を確認できたのは4社だけ。書いていない店には直接聞く
  • エーミング費用が見積もりに含まれているか。ガラス代と別に載ることがある
  • 外注か自社作業か。外注なら日数が延びることがある

出典

合わせガラスの断面の層が見えるクローズアップ
写真は生成したイメージです。カメラはこのガラスの内側に付いています

実額を公開している3社

2026年8月23日確認。

確認できた最低価格の安い順。12社の比較表も見られます。

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