気づいたことから選ぶ

アライグマがいる屋根裏を塞ぐ前の確認

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最終更新:くらべどき編集部

正面を向いて立つアライグマ。目のまわりが黒く、尾に黒と灰色の輪のしまがある
アライグマ。尾に黒いしまがある(米国)写真:Rhododendrites/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons/写真の出典

親が出ただけでは屋根裏に子が残っていないと判断できず、子の疑いや退出不明なら封鎖を保留します。動物と出入り口を記録し、自治体には捕獲の手続き、業者には屋根裏の点検と封鎖を相談しましょう。

家の断面と、印を付けた場所一階建ての家を縦に切った断面図。屋根裏(天井裏)・部屋・壁の中・床下・地面を描き、次の場所に番号を付けている。①屋根裏(天井裏):親子が残っていないかを点検する屋根裏。②屋根の重なり:安全な場所から出入りを記録する屋根。③床下の通気口:中が空になってから塞ぐ通気口。 屋根裏(天井裏) 部屋 床下 ① ② ③ ① 親子が残っていないかを点検する屋根裏 ② 安全な場所から出入りを記録する屋根 ③ 中が空になってから塞ぐ通気口
封鎖前に屋根裏の親子と出入りを調べる場所を、家の断面で示します。
屋根裏を塞ぐ前に分けて確認すること
確認すること自分で残せる情報相談先に頼むこと
動物の種類安全な場所から姿・足跡・糞を撮影する写真を見せて種類と手続きを確かめる
出入りと子の有無音がする場所・時間、出入りを見た場所を記録する屋根裏と侵入口を点検し、中に残る個体を調べる
汚れと建物天井の染みや臭いを記録する清掃・消毒・補修・封鎖を分けて見積もる

どこまで自分でできる?

自分でできること

  • 安全な場所から姿と出入り口を撮影する
  • 音や鳴き声の場所と時間を記録する
  • 自治体に捕獲の条件と窓口を尋ねる

業者の作業

  • 屋根裏の親子と侵入口の点検
  • 中に残る個体がいないことを確かめて封鎖
  • 糞尿の清掃・消毒と傷んだ場所の補修

業者に頼む場合

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対応地域
全国(北海道・沖縄県・一部地域を除く)
受付
24時間365日
見積もり
無料(生息確認だけの調査は有料)
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子が残るかどうかの確認だけを頼む場合は、その調査費用を先に確認しましょう。封鎖・清掃・消毒を含める見積もりとは分けて確かめます。

屋根裏に子がいる時期は春だけ?

農水省はアライグマについて、春に繁殖し、4月中旬が出産のピークと説明しています[1]。人家の屋根裏や壁の隙間を休息や子育てにも使います[1]。

ただし、出産時期の目安だけで今いる個体の数や子の有無は決められません。子は野外活動を始めても母親と行動を共にするため[1]、親を見かけたことを「屋根裏が空になった」証拠にしないでください。

親が外へ出たとき

封鎖は、屋根裏に動物がいないと確かめてから行います。農水省の防除マニュアルも、中にいないことを確認して塞ぐよう求めています[2]。

声や物音が続く、出入りを確認できない、屋根裏を見られない場合は封鎖を保留します。高所や屋根裏の点検には建築知識が要るため、専門業者に確認を頼みます[2]。

動物そのものが分からないときは屋根裏の物音は何の動物?で見える痕跡を確認します。

動物が分からず声だけ聞こえるとき

土に残ったアライグマの足あと。5本の指が長く、人の手形に似た形をしている
アライグマの足あと。指が5本で長い(米国)写真:Jay Sturner/CC BY 2.0/Wikimedia Commons/写真の出典

安全な場所から、音の時間と位置、見えた動物の姿や足跡を記録します。自分で屋根裏に入ったり、子を手で移したりしないでください。

アライグマとハクビシンは外見が違い、相談先の制度も地域で異なります。見分けに迷う場合は屋根裏や庭の動物の見分け方と、自治体の窓口を確認します。

自治体と業者には何を相談する?

自治体には捕獲の手続きと利用できる事業を尋ねます。福生市は被害があれば環境政策課への連絡を案内しています[3]。

建物の出入口を塞ぐ作業や清掃は、対応範囲を分けて確認します。福生市は侵入口の塞ぎ方を工務店等へ相談するよう案内しています[3]。

捕獲の手続きはアライグマの捕獲に許可は要る?申請先と申請書の項目にまとめています。

追い出した後に残る作業は?

退出を確かめた後も、糞尿の清掃や汚れた場所の確認が残ります。福生市は糞尿被害があった場合、屋根裏などの消毒を勧めています[3]。

見積もりでは捕獲・清掃・消毒・封鎖・補修の範囲を分けて確かめ、封鎖箇所を図や写真で残してもらいましょう。

作業費の区分はアライグマ駆除の費用で確認できます。

監修:農学修士(北海道大学 農学院)

出典と確認日

出典・表の値は、2026年10月3日時点で確認済みです。

ただし、出典2は2026年9月28日時点で確認済みです。

広告の内容は2026年9月25日時点のものです。

  1. 農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】アライグマ」
  2. 農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】」
  3. 福生市「アライグマ・ハクビシンについて」