気づいたことから選ぶ

イタチの侵入口の大きさと動物別の隙間の寸法表

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最終更新:くらべどき編集部

雪の上を歩くニホンイタチ。体は細長く橙色がかった茶色で、口のまわりが白い
ニホンイタチ(もともと日本にいる種)写真:Ken Ishigaki/CC BY 2.0/Wikimedia Commons/写真の出典

自治体の資料ではイタチは3センチ足らず、ネズミは1センチほど、コウモリは1センチ程の隙間から入るとされ、ハクビシンは実験で一辺8センチの正方形を通りました。シベリアイタチでは屋根の重なりや床下換気口が侵入口に挙げられ、追い出して塞ぎます。

通れる隙間の大きさ(同じ縮尺の線)動物ごとに、通れる隙間の大きさを同じ縮尺の線の長さで示した図。コウモリは1センチ程、ネズミ(渋谷区)は1センチ、ネズミ(新宿区)は約2.5センチの穴(500円玉程)、イタチは3センチ足らず、ハクビシンは一辺8センチ、アライグマは10センチ以上。 コウモリ 1センチ程 ネズミ(渋谷区) 1センチ ネズミ(新宿区) 約2.5センチの穴(500円玉程) イタチ 3センチ足らず ハクビシン 一辺8センチ アライグマ 10センチ以上
動物ごとに通れる隙間の大きさを、同じ縮尺の線で比べた図です。
家に入る動物が通れる隙間の大きさ(資料の値)
動物資料の値(値の性質)
コウモリ1センチ程(目安)
ネズミ1センチほど(目安)
ネズミ約2.5センチの穴(500円玉程)(目安)
イタチ3センチ足らず(目安)
シベリアイタチ3センチ程(目安)
イタチ3センチメートル四方以上の穴を塞ぐ(塞ぐ目安)
イタチ3センチメートル四方より大きな隙間を塞ぐ(塞ぐ目安)
ハクビシン正方形なら一辺8センチ、円形なら直径9センチ(成獣の実験)
ハクビシン直径8センチくらいの穴(目安)
アライグマ10センチ以上(目安)

実験で確かめた値は農研機構のハクビシンだけです。ほかは資料が示す目安です。

どこまで自分でできる?

自分でできること

  • 隙間の大きさを測って記録する
  • 動物がいないか確かめてから塞ぐ
  • 手の届く所を金属製のネットで塞ぐ

業者の作業

  • 屋根の重なりや軒など高い所の封鎖
  • 形が込み入った場所の調査
  • 捕獲の許可が要る動物の対応

業者に頼む場合

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何の動物か、どこから出入りしているかを伝え、封鎖の箇所数と保証の範囲を確認しましょう。

イタチは何センチの隙間から入る?

北九州市は、イタチは頭が入ればどこでも侵入でき、3センチ足らずの隙間から入ってくるとしています[4]。

豊中市は3センチメートル四方以上の穴を、東大阪市は3センチメートル四方より大きな隙間を塞ぐ目安に挙げており、入れる大きさと塞ぐ目安で数字が分かれます[6][7]。

イタチの侵入口になりやすい場所

農林水産省の資料は、シベリアイタチの侵入口に屋根の重なりや入母屋屋根の両隅、床下換気口、給湯器などの配管の引き込み部を挙げています[5]。

豊中市はエアコンの管や屋根と壁の間の隙間を挙げています[6]。捕まえる場合は、先に許可と自治体の申請先を確認しましょう。

イタチの侵入口を塞ぐ前に確かめること

塞ぐのはイタチを追い出し、中にいないと確かめてからで、東大阪市は追い払った後に侵入口を塞ぐことを基本としています[5][7]。

資材は金属や板など丈夫なものを使い、樹脂ネットや薄い合板は破られるおそれがあるため使いません[5]。屋根まわりの点検には建築の知識が要り、見落としや事故のおそれもあります[5]。

こぶしが入るくらいの穴がある場合

正面を向いたハクビシン。額から鼻先へ白い線が通り、目の下にも白い模様がある
ハクビシン。額から鼻へ白い線が通る写真:Tony Hara/CC BY-SA 2.0/Wikimedia Commons/写真の出典

ハクビシンかアライグマの候補で、ハクビシンは実験で一辺8センチの正方形を通り、アライグマは10センチ以上の隙間で入れるとされています[8][10]。

穴が正方形か円形かで数値が変わり、形ごとの寸法はハクビシンの侵入口に記載しています。

コウモリの出入り口を塞ぐときの時期

狭いすき間にもぐり込んだアブラコウモリ。黒っぽい顔と大きめの耳が見える
すき間にもぐり込んだアブラコウモリ写真:林正文(lin-chen-wen)/CC BY 4.0/Wikimedia Commons/写真の出典

コウモリは1センチ程の隙間があれば出入りでき、鳥取県はまだ飛べない幼獣がいる時期と冬眠の前後に塞ぐのを避けるよう勧めています[1]。

塞ぐときは、家の中にコウモリを閉じ込めないよう注意します[1]。時期の目安は屋根裏のコウモリで確認しましょう。

監修:農学修士(北海道大学 農学院)

出典と確認日

出典は、2026年9月23日時点で確認済みです。

ただし、出典3は2026年9月24日時点で確認済みです。

出典1は2026年9月28日時点で確認済みです。

出典4・6・7と表の値は2026年9月29日時点のものです。

広告の内容は2026年9月25日時点のものです。

  1. 鳥取県 農林水産部 鳥獣対策課「野生鳥獣の捕獲等に係るよくある質問」
  2. 渋谷区 生活衛生課事業係「ネズミの習性と防除法 | 動物衛生 | 渋谷区ポータル」
  3. 新宿区 健康部衛生課環境衛生係(新宿区保健所)「ねずみにお困りの方へ:新宿区」
  4. 北九州市「よくある相談と対策【イタチ】 - 北九州市」
  5. 農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】」
  6. 豊中市「イタチによる被害の対策について 豊中市」
  7. 東大阪市「イタチの被害にお困りの方へ | 東大阪市」
  8. 農研機構 近畿中国四国農業研究センター「ハクビシンは狭い隙間から侵入できる」
  9. 町田市 環境資源部 環境共生課「どこから屋内に侵入してくる?」
  10. 環境省 自然環境局 野生生物課 外来生物対策室「アライグマ防除の手引き(地域から構築する効果的な防除)」