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ネズミの侵入経路はどこ?種類別の入り方と探す場所

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最終更新:くらべどき編集部

コンクリート壁の割れ目から顔を出すネズミ。割れ目の高さは頭が入るほどしかない
壁の割れ目から顔を出すネズミ写真:Sérgio R R Santos/CC0/Wikimedia Commons/写真の出典

ネズミは床下の通風口や配管まわりのほか、クマネズミは電線や壁を伝って屋根まわりから、ドブネズミは排水管や下水溝からも入ります。外から入口が見つからないときは屋内の壁の汚れや糞で探し、届かない場所は業者に調査を頼みます。

家の断面と、印を付けた場所一階建ての家を縦に切った断面図。屋根裏(天井裏)・部屋・壁の中・床下・地面を描き、次の場所に番号を付けている。①床下の通気口:通風口。②換気扇:換気扇。③配管の引き込み:配管が壁を貫く所。④戸袋:戸袋。⑤軒下の隙間:屋根まわり。 屋根裏(天井裏) 部屋 床下 ① ② ③ ④ ⑤ ① 通風口 ② 換気扇 ③ 配管が壁を貫く所 ④ 戸袋 ⑤ 屋根まわり
同じ家でも、通風口や換気扇、配管まわりなど複数の場所が入口になります。
ネズミの侵入経路を探す場所と見るところ
探す場所見るところ
床下の通風口格子の外れや広い隙間[1]
水道・エアコンの配管壁を貫く部分の隙間。エアコンはパテの剥がれも見る[1][2]
雨戸の戸袋・屋根まわり戸袋の奥の開口、屋根まわりの隙間[1][3]
台所の換気扇ダンパー(開閉板)が閉じているか[2]
排水口金網が張られているか[4]
押入れ・戸棚の奥や裏室内側の穴や隙間。周囲の汚れ・糞・かじり跡も見る[2][3]
ネズミの種類と入り方・住みやすい場所
種類入り方(東京都)住みやすい場所(新潟市)
クマネズミ電線やパイプを伝い、粗い壁や閉じたシャッターをよじ登って入る天井裏や壁の中など、高くて乾いた場所
ドブネズミ植え込みなど土のある所を拠点にし、排水管や下水溝を通ってくることもある下水管や側溝、植え込み、建物の低い階
ハツカネズミ記載なし壁の中や天井裏、押し入れ、倉庫、畑

どこまで自分でできる?

自分でできること

  • 室内と地上から見える隙間の点検
  • 痕跡の場所と写真を記録
  • 食品・ごみ・ペットの餌の管理

業者の作業

  • 屋根まわりや戸袋奥の調査・封鎖
  • 入口が見つからない場合の調査
  • 塞いでも被害が続く場合の再調査

業者に頼む場合

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何の動物か、どこから出入りしているかを伝え、封鎖の箇所数と保証の範囲を確認しましょう。

ネズミの侵入経路は床に近い隙間だけ?

横から見たクマネズミ。耳が大きく薄く、尾は頭と胴を合わせたより長い
クマネズミ。尾が体より長い(インド)写真:David Raju/CC0/Wikimedia Commons/写真の出典

床下だけでなく屋根まわりも入口になり、クマネズミは電線やパイプを伝ったり、粗い壁やシャッターをよじ登ったりして入ります[5]。

ドブネズミは排水管や下水溝を通ってくることもあります[5]。東京都の資料は、屋上から地上まで隙間を丹念に探すよう勧めています[5]。

床下側の対処は床下のネズミに記載しています。

ネズミの侵入経路が分からないときの探し方

地下室の床に散らばったネズミのフン。黒く細長い粒が木くずの間に多数ある
床に落ちたネズミのフン。細長い米粒のような形写真:Túrelio/CC BY-SA 3.0 DE/Wikimedia Commons/写真の出典

外側から入口が見つからないときは、屋内から外壁の内側を調べると、ラットサインで入口が分かることがあります[5]。

ラットサインは壁の汚れや糞、かじり跡です[2]。見つけた場所は写真とメモで残しましょう。

新宿区は、床に小麦粉を薄くまいて足跡から探す方法も紹介しています[7]。

ネズミは小さな隙間からも入る?

大人のネズミは1センチほどの隙間でも出入りできるとされ、小さな穴も点検の対象です[1]。穴の大きさだけで侵入の有無を決めず、周囲の痕跡と併せて見ましょう。

新宿区は500円玉程の穴(約2.5センチ)があれば通れるとしており、資料で数字が違うため、動物別の隙間の寸法表の小さいほうの値に合わせて探しましょう[7]。

換気扇や配管まわりの隙間を塞ぐときの素材

通風口の壊れた格子には目の細かいステンレス製の格子や金網、小さな穴には金属たわしが案内されています[1][3]。

排水口や通気口にも金網を張ります[4]。天井裏や高い所の作業は、専門業者に頼んだほうがよい場合があります[5]。

ネズミの侵入経路を塞いでも被害が続くとき

駆除には生息状況の調査、捕獲と修繕、その後の効果の確認が要るため、東京都の資料は複数回の作業が必要だとしています[5]。

特にクマネズミは、捕獲器や薬剤による駆除が専門業者でも難しいとされています[5]。塞いだ場所と残る痕跡を伝えて、再調査を相談しましょう。

監修:農学修士(北海道大学 農学院)

出典と確認日

出典は、2026年9月28日時点で確認済みです。

ただし、出典6は2026年9月23日時点で確認済みです。

出典4・7は2026年9月24日時点で確認済みです。

出典5と表の値は2026年9月29日時点のものです。

広告の内容は2026年9月25日時点のものです。

  1. 渋谷区 生活衛生課事業係「ネズミの習性と防除法 | 動物衛生 | 渋谷区ポータル」
  2. 新宿区 健康部衛生課環境衛生係(新宿区保健所)「ねずみにお困りの方へ:新宿区」
  3. 中野区 健康福祉部 生活衛生課(中野区保健所)「ネズミの被害にご注意を | 中野区」
  4. 横浜市 医療局健康安全部生活衛生課「ネズミについて 横浜市」
  5. 東京都保健医療局(発行時は東京都福祉保健局健康安全部環境保健衛生課)「都民のためのねずみ防除読本」
  6. 新潟市「ねずみ(住まいのねずみ対策)」
  7. 新宿区 健康部衛生課環境衛生係(新宿区保健所)「ねずみにお困りの方へ:新宿区」