くらべどき

天井裏にイタチ。捕まえる前に確かめること

調査・確認:くらべどき最終確認日:2026年9月21日

イタチは、狩猟によるときを除いて原則として捕まえられません。許可が要ります。「イタチは外来種だから自由に駆除してよい」という説明を見かけますが、家に入るニホンイタチとチョウセンイタチは、どちらも環境省の特定外来生物の一覧から除かれています。

法律は何を禁じているか

環境省は捕獲許可制度の説明でこう書いています。

許可を出すのは環境大臣か都道府県知事です。被害が生じている場合などに、許可を受けて捕まえることが認められます。

「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律では、鳥獣又は鳥類の卵については、狩猟により捕獲する場合を除いて、原則としてその捕獲、殺傷又は採取(以下「捕獲等」という)が禁止されています。」
環境省 自然環境局「捕獲許可制度の概要」2026-09-21に取得

申請先は自治体で違う

都道府県知事の権限は、そのまま都道府県に残っているとは限りません。

つまり、同じイタチでも住んでいる市区町村によって窓口が変わります。県庁に電話して「市役所へ」と言われることも、その逆もあります。先に自分の自治体の鳥獣担当に確認してください。

捕獲の基準そのものも、都道府県が作る計画の中で決まっています。

「多くの都道府県では、地方自治法第252条の17の2の規定又は鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律第6条の規定に基づき、その捕獲許可権限の一部を市町村長に移譲しています。」
環境省 自然環境局「捕獲許可制度の概要」2026-09-21に取得

「外来種だから駆除してよい」は当てはまらない

特定外来生物の一覧では、イタチ属は全種が指定されたうえで、いくつかの種がそこから除かれています。除かれている中に、日本の家屋で問題になるニホンイタチとチョウセンイタチが両方入っています。

アライグマは一覧に載っていて、定着していると記載があります。一方ハクビシンは、この一覧に一度も出てきません。動物の名前でひとくくりにせず、種ごとに確かめる必要があります。

音だけで決まらないときは屋根裏の物音は何の動物かを先に読んでください。

「イタチ属の全種 ただし、次のものを除く。・オコジョ(M. erminea)・ニホンイタチ(M. itatsi)・イイズナ(M. nivalis)・フェレット(M. putoriusfuro)・チョウセンイタチ(M. sibilica)・アメリカミンク(M. vison)」
環境省 自然環境局「特定外来生物等一覧」2026-09-21に取得

あなたの状況ではどうするか

姿を見ていない。夜に天井裏で物音がするだけ
先に何の動物かを確かめてください。イタチ・ハクビシン・アライグマ・ネズミで、必要な手続きも侵入口の大きさも変わります。ここを飛ばすと、許可の要否から間違えます。
イタチだと分かっていて、追い出して侵入口をふさぐだけにしたい
その作業が法律のいう捕獲・殺傷にあたるかどうかは、自分で判断せず自治体の鳥獣担当に確認してください。環境省は捕獲の基準を都道府県の計画で定めるとしており、全国一律の線引きは示していません。
わなを買って自分で捕まえ、遠くへ放したい
許可なしにはできません。捕獲にあたります。まず自治体に申請の可否と手順を聞いてください。許可の基準は都道府県の計画で決まっているため、担当部局に直接確認するよう環境省が案内しています。
すでに糞や尿で天井が汚れている、においが下の階まで来ている
追い出しだけでは戻ってきます。侵入口の特定と封鎖、汚れた断熱材の処理まで含めて見積もりを取ったほうが結果的に安くつきます。見積もりの段階で、侵入口を何か所ふさぐのかを必ず聞いてください。
見積もりを取る段階になった
捕獲の費用だけを比べても決まりません。農林水産省は、侵入口を全部塞ぐ方法しかないと書いています。イタチ駆除の費用に、封鎖のか所数の確かめ方と、賃貸なら誰が払うかをまとめてあります。

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何がいるかと、やる順番はここまでで決まります。実際に頼む先を探す段階で、加盟店を手配する窓口に相談する方法もあります。リンク先への依頼内容などに応じて、当サイトが紹介料を受け取る場合があります。市区町村の担当課に先に聞くことは変わりません。 捕獲の許可や補助金の有無は自治体で違います。

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何の動物かと、屋根裏・床下のどちらかを伝えてください。見積もりでは、追い出し・侵入口の封鎖が何か所ぶんか・清掃・断熱材の交換が含まれるかを分けて確かめてください。

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