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ハクビシンは冬も屋根裏にいる?動物ごとの冬と塞ぐ時期

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最終更新:くらべどき編集部

岩の上に伏せたハクビシン。顔の白い線と、胴と同じくらい長い尾が見える
ハクビシンの全身。尾が長い(台北市立動物園)写真:Laika ac/CC BY-SA 2.0/Wikimedia Commons/写真の出典

ハクビシンは冬に活動を落とす半休眠状態になり、暖かい天井裏を日中の休み場所にするため、冬も屋根裏にいることがあります。冬に塞ぐなら中にいないことを確認し、コウモリは冬眠中とその前後に塞がないようにします。

家の断面と、印を付けた場所一階建ての家を縦に切った断面図。屋根裏(天井裏)・部屋・壁の中・床下・地面を描き、次の場所に番号を付けている。①屋根裏(天井裏):気温が下がると日中に休む天井裏。②床下:夏に日中休む涼しい床下。③壁の中:鼻先を入れて探る外壁の隙間。④屋根の重なり:破損を定期的に点検する屋根。⑤床下の通気口:目が広がらない金網で覆う通風口。 屋根裏(天井裏) 部屋 床下 ① ② ③ ④ ⑤ ① 気温が下がると日中に休む天井裏 ② 夏に日中休む涼しい床下 ③ 鼻先を入れて探る外壁の隙間 ④ 破損を定期的に点検する屋根 ⑤ 目が広がらない金網で覆う通風口
ハクビシンが季節で使い分ける休み場所と、点検する場所を家の断面に示した図です[1][7]。
動物ごとの冬の過ごし方と、出産の時期
動物冬の過ごし方出産の時期塞ぐときの注意
ハクビシン活動を落として半休眠状態になる。寒さに弱く、冬場は天井裏など暖かい所にすみつく3月〜11月と推定され、ほとんど年間を通して繁殖する親子とも中にいないことを確認してから塞ぐ
アライグマ雌は冬季に住宅地へ移動する傾向がある4月中旬がピーク。子は秋遅くまで母親と行動する親子とも中にいないことを確認してから塞ぐ
コウモリ冬眠する。冬眠の時期は追い出しが難しいまだ飛べない幼獣がいる6~8月(鳥取県)冬眠中とその前後、幼獣がいる時期は塞がない
ネズミ寒さに弱く、冬期や夜間は家屋に入り込む年に何度も子を産む1センチメートルほどの隙間でも出入りできるので、小さな隙間までふさぐ

どこまで自分でできる?

自分でできること

  • 秋のうちに屋根や壁の隙間を点検する
  • 屋根に届く木の枝を切る
  • 音のする時間と場所を記録する

業者の作業

  • 天井裏の点検と追い出し
  • 冬眠明けに封鎖する日程の相談
  • 屋根など高い所の封鎖

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ハクビシンは冬眠する?

ハクビシンは冬眠ではなく、気温の下がる冬に活動を落とす半休眠状態になるとされています[1]。

また、夏は涼しい床下を、気温が下がると暖かい天井裏を日中の休み場所に使うため、季節によって居場所が変わります[1]。

寒くなってから天井裏で音がし始めた場合

横から見たクマネズミ。耳が大きく薄く、尾は頭と胴を合わせたより長い
クマネズミ。尾が体より長い(インド)写真:David Raju/CC0/Wikimedia Commons/写真の出典

寒くなってから音がし始めたなら、寒さを避けて入り込んだネズミやハクビシン、アライグマの可能性があります。

家ねずみ3種は鳥獣保護管理法の対象外ですが[8]、ハクビシンの捕獲には原則として許可が要ります[9]。

アライグマは、外来生物法の防除手続きをとった防除なら別途の捕獲許可は不要です[10]。捕獲前に自治体で必要な手続きを確認しましょう。

足跡と糞で屋根裏の物音は何の動物かを見分けてから、塞ぐ時期を決めます。

コウモリが冬眠しているときの封鎖

狭いすき間にもぐり込んだアブラコウモリ。黒っぽい顔と大きめの耳が見える
すき間にもぐり込んだアブラコウモリ写真:林正文(lin-chen-wen)/CC BY 4.0/Wikimedia Commons/写真の出典

コウモリの出入り口は、冬眠中とその前後に塞がないようにします[2]。北九州市は、冬眠時期と夏の出産時期は追い出しが難しいため、それ以外の時期に対策するよう案内しています[5]。

中に残したまま塞ぐと、閉じ込めて死なせてしまいます[2]。屋根裏のコウモリの出入り口を塞ぐ時期も合わせて確認しましょう。

冬に侵入口を塞ぐ前の確認

ハクビシンはほとんど年間を通して繁殖し[1]、家屋を出産や子育ての場に使うことがあります[1]。

そのため、冬でも親子とも中にいないことを確認してから塞ぎます[2]。アライグマも、子は秋遅くまで母親と行動します[1]。

ネズミは1センチメートルほどの隙間があれば出入りできるとされるため[3]、冬の前に小さな隙間まで点検します。

監修:農学修士(北海道大学 農学院)

出典と確認日

出典は、2026年9月23日時点で確認済みです。

ただし、出典2・5・9・10は2026年9月28日時点で確認済みです。

表の値は2026年9月24日に集めたものです。

広告の内容は2026年9月25日時点のものです。

  1. 農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】」
  2. 鳥取県 農林水産部 鳥獣対策課「野生鳥獣の捕獲等に係るよくある質問」
  3. 渋谷区 生活衛生課事業係「ネズミの習性と防除法 | 動物衛生 | 渋谷区ポータル」
  4. 世田谷区「ハクビシン・アライグマ対策」
  5. 北九州市 産業経済局農林水産部鳥獣被害対策課「よくある相談と対策【コウモリ】 - 北九州市」
  6. 中央区保健所 生活衛生課環境衛生担当「ねずみ対策(強い繁殖力 絶食に弱い)」
  7. 農研機構 近畿中国四国農業研究センター「ハクビシンは狭い隙間から侵入できる」
  8. 環境省 自然環境局「鳥獣保護管理法の概要」
  9. 環境省 自然環境局「捕獲許可制度の概要」
  10. 環境省「防除に関するQ&A」