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ハクビシン対策は何をする?寄せつけない方法と塞ぐ場所

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最終更新:くらべどき編集部

細い木の枝の上を歩いて渡るハクビシン。長い尾で釣り合いを取っている
木の枝を渡るハクビシン写真:Denise Chan/CC BY-SA 2.0/Wikimedia Commons/写真の出典

ハクビシン対策の基本は、えさになる庭の果実や生ごみを片づけて屋根にかかる枝を切り、家のすき間を塞ぐことです。すでに入り込んでいる場合は、中にいないことを確かめてから丈夫な資材で塞ぎます。

家の断面と、印を付けた場所一階建ての家を縦に切った断面図。屋根裏(天井裏)・部屋・壁の中・床下・地面を描き、次の場所に番号を付けている。①地面・庭:えさになる庭の果実や生ごみ。②屋根の重なり:瓦屋根の隙間や増築した継ぎ目。③軒下の隙間:軒の破損部分。④戸袋:金網などをかぶせる戸袋のすき間。⑤床下の通気口:床下で侵入が最も多い通風口。⑥屋根裏(天井裏):寒い時期にすみつく天井裏。 屋根裏(天井裏) 部屋 床下 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ① えさになる庭の果実や生ごみ ② 瓦屋根の隙間や増築した継ぎ目 ③ 軒の破損部分 ④ 金網などをかぶせる戸袋のすき間 ⑤ 床下で侵入が最も多い通風口 ⑥ 寒い時期にすみつく天井裏
ハクビシンを寄せるえさと、家に入り込む場所とすみつく場所を家の断面に示した図です[1][2][5]。
ハクビシン対策として言われている方法と、公的な資料での扱い
方法資料での扱い資料
えさを片づける果実や作物は早めに収穫し、生ごみは収集日の朝に出す世田谷区
枝を切る枝が屋根にかかる前に、定期的に剪定する世田谷区
すき間を塞ぐ換気口・軒下・戸袋のすき間に金網などをかぶせ、家の破損は修復して塞ぐ船橋市
家の穴を塞ぐ資材中にいないことを確認後、金属・板を使用。樹脂ネットや薄い合板は使わない農林水産省
煙の出る殺虫剤や忌避剤ねぐらの近くで使って追い出すよう案内する区がある。都は、逃げた個体が別の家で被害を起こすことが考えられ、根本的な解決にならないとする世田谷区・東京都
音・光・匂いを出す資材畑などの農作物の被害について、来なくなったように見えても環境の変化に警戒しただけで、やがて慣れるため、被害防止の効果は期待できないとする千葉県(農作物の獣害)

どこまで自分でできる?

自分でできること

  • 果実や生ごみを外に残さない
  • 屋根にかかる枝を切る
  • 軒下や通風口のすき間を記録する

業者の作業

  • 屋根や高い所のすき間の封鎖
  • 天井裏からの追い出しと清掃
  • 許可を受けて行う捕獲

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ハクビシンが来なくなるように家と庭で何をする?

正面を向いたハクビシン。額から鼻先へ白い線が通り、目の下にも白い模様がある
ハクビシン。額から鼻へ白い線が通る写真:Tony Hara/CC BY-SA 2.0/Wikimedia Commons/写真の出典

まず果実・生ごみ・ペットの食べ残しを片づけ、屋根にかかる枝を剪定します[1]。畑を守るネットと、建物の穴を塞ぐ資材は用途を分けてください。

農林水産省は家の封鎖に金属や板を挙げ、樹脂ネットや薄い合板は破壊されるおそれがあるとしています[5]。

屋根の上を歩く音がするときの昼間の居場所

イメージ(生成画像)。住宅の軒下の板が一部欠け、屋根裏へ通じる暗い隙間が開いている
イメージ:軒下の板が割れてできた隙間イメージ(生成画像)/画像の出典

日中の休憩場所として、夏は涼しい床下、気温が下がると暖かい天井裏を利用します[5]。昼に音が止まっても、外へ出たと決めつけないでください。

ハクビシンの侵入口を記録し、中にいないことを確認してから塞ぎます[5]。高所の確認は業者へ相談します[5]。

ライトや忌避剤だけでハクビシン対策になる?

東京都は、忌避剤で別の家へ移った個体が被害を起こす可能性を挙げ、数を減らす根本的な解決にはならないと説明しています[3]。

音・光・匂いの資材は、千葉県の農作物被害の資料では慣れが生じるとされています[4]。家でも必ず追い出せるとは言えません。

えさと侵入口への対策を先に整えます。

ハクビシン対策の費用は何で変わる?

庭の片づけと、捕獲・清掃・侵入口の補修は分けて見積もります。北区は捕獲事業を同一場所につき年度ごとに1回行いますが、清掃・消毒・侵入口補修は行いません[6]。

自治体に相談しても全作業が無料になるとは限りません。ハクビシン駆除の費用で作業範囲をそろえ、自治体には対応範囲を確認してください。

屋根裏にハクビシンがいる場合の危険

糞尿が堆積して天井板が落ちた事例があり、ノミ・ダニや感染症にも注意が必要です[5]。

許可なく捕まえず、被害がある場合は自治体の担当窓口へ相談します[1]。自分で屋根裏へ入る前に、屋根裏のハクビシンを追い出す手順を確認してください。

監修:農学修士(北海道大学 農学院)

出典と確認日

出典は、2026年9月24日時点で確認済みです。

ただし、出典1・5は2026年9月23日時点で確認済みです。

表の値は2026年9月28日に集めたものです。

広告の内容は2026年9月25日時点のものです。

  1. 世田谷区「ハクビシン・アライグマ対策」
  2. 船橋市 環境政策課 自然環境係「野生動物との接し方|船橋市公式ホームページ」
  3. 東京都環境局「被害を防ぐために|アライグマ・ハクビシン対策について|東京都環境局」
  4. 千葉県 農林水産部 担い手支援課 専門普及指導室(千葉県農業改良普及情報ネットワークのフィールドノート)「正しく対策すれば獣害は減少します!/千葉県」
  5. 農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】」
  6. 東京都北区 環境部 環境政策課 地域環境係「アライグマ・ハクビシンの被害を防ぐために|東京都北区」